日本ボーイスカウト東京連盟
つばさ地区大田第15団公式ホームページ
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 大田15団の沿革
 

  副団委員長  鈴木 高  

 昭和38(1963)年、東京37団(現大田3団)はスカウト数が増大し飽和状態を遙かに超えたため、 当時日本連盟が推奨していた組織拡張運動と結びつき、スカウト在住の地域を基に東京37団を母体として東京217団(現大田15団)、東京218団(現品川6団)の3個団に分割され、 ここに現在の大田15団(旧称東京217団)が誕生しました。

 設立当初のスカウト数は新入隊員を含め89名、指導者19名でした。 設立後のスカウト活動における最大の問題は集会場の確保でした。幸い育成会員の渡邊斌氏のご厚意で、西馬込に160坪の土地をご提供下さり、ここに7.5坪の団ルーム(集会場)兼備品庫を建て、 カブスカウトとボーイスカウトが一緒に活動することが出来ました。この土地は昭和45(1970)年3月まで使用させて頂きました。
その後は、当時団委員の金子俊一氏のご厚意でご自宅の大型乗用車が入るガレージを団ルーム兼備品庫に使わせて頂きました。 ここは電球がつき夜でも明るいので、班長会議やシニアスカウト(現ベンチャースカウト)の隊集会にも活用されていました。
そして、昭和55(1980)年、保坂久代氏のご尽力で大森聖公会(アグネス教会)の土地に団ルーム建設の許可が得られ、今日に至っています。

 各隊の推移について見ますと設立当初はカブ隊とボーイ隊だけでしたが、昭和40(1965)年シニア隊(現ベンチャー隊)、 同44年(1969)年ローバー隊、平成4(1992)年ビーバー隊が誕生し、ここに全5ヶ隊が揃いました。

 団スカウト活動の歴史を振り返りますと、団設立以来毎年行われる各隊の夏季キャンプ、 ボーイ隊のグリンバーキャンプ、5年毎に開催される団キャンプは必ず実施、さらに第4回日本ジャンボリー以降第14回日本ジャンボリーまで全てにスカウトを派遣しています。
 特に、日本連盟主宰の「ベンチャー富士章」取得のための訓練キャンプに佐藤瞭次君を派遣。また、国際関係では昭和39(1964)年のオーストラリアジャンボリーに一人、 昭和46(1971)年の第13回世界ジャンボリーに5人、昭和47(1972)年の韓国ジャンボリーに一人、そして平成7(1995)年オランダで開催された第18回世界ジャンボリーには 淵上英紀が指導者として派遣されました。


 令和4年(2022)は、ボーイスカウト日本連盟の創立100周年であり、第18回日本スカウトジャンボリーの開催地は東京都大田区でした。

60年の歴史ある大田15団の益々の発展を願って、皆様方のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。










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